【2023年1月版】Kindle Unlimitedで読める!おすすめの小説

読書

月額980円で200万冊以上の中から好きな本を選んで楽しめるKindle Unlimited。

初めて利用する人は1ヵ月間無料、それに並行してときどき2ヶ月間99円という特別プランが提供されることがあります。

電子書籍の読み放題サービスはたくさんありますが、書籍全般が対象になるものは意外と少ないんですよね。

一度に借りることが出来る書籍は10冊。

(コミックなど続き物は20冊ほど借りられることがあります)

気になった本をまとめてダウンロード。

読み終わったらタイトルを長押しして「本を返却」をクリックするだけ。

お家で、職場で、移動中の車内で。

スマホやkindle専用端末でパパっと操作できます。

とっても簡単。

これは利用しない手はありません。

ですが、200万冊の書籍から興味を引く作品を見つけ出すのは意外と困難。

200万冊と言われても実感がわかない方は、地方都市の中央図書館を想像してください。

東京など大都市圏を除くと、地方都市のメイン図書館 蔵書数は80〜280万冊ほどです。

もず
もず

読み放題対象からチェックしていくとかなりしんどいです。

あっという間に利用期間が終了、なんてもったいない!

今回はKindle Unlimitedで利用できる、読んで損なしの本をご紹介したいと思います。

目的の本さえ分かっていれば、Kindle Unlimitedは使いやすいサービスなんです。

ちょろ
ちょろ

ここで管理人ちょろの自己紹介

文学部卒。

文系研究者の夫と暮らしています。

結婚して24年間、テレビのない生活。

ひたすら、本を読む日々を送ってきました。

古本屋に売った本の数は4000冊以上。

今は電子書籍に移行しています。

Kindle Unlimitedはサービス開始から年に数回利用しています。

Kindle Unlimitedは1ヶ月ごとに対象作品が変わります。

今回ご紹介した作品は2023年1月の読み放題作品。

傾向を見ていると海外文学の古典は変動が少ないですが、国内作家の作品はよく変わります。

契約する前に読み対象作品を必ずチェックしましょう!

人気作家の作品が読める!角田光代、原田マハほか

 Kindle Unlimitedは人気作家の本が読めないイメージがあります。

実際にKindle Unlimitedを使い始めた当初、管理人も同じことを思いました。

しかし、よく調べるとそんなことはありません。

新刊が出ると図書館の予約数がいっぱいになる角田光代、原田マハなど人気のある作家の作品が読み放題対象になっていることがあります。

2023年1月は以下の小説が対象です。

 角田光代『笹の舟で海をわたる』

 戦争中の疎開、食糧難、部外者・弱者へのいじめ。

追いかけてくる過去、自責の念。

同じテーマの小説は数ありますが、角田光代らしい切り口と心理描写が秀逸です。

『笹の舟で海をわたる』はよく読み放題対象になっています。

もず
もず

角田光代はエッセイが読み放題対象になっていることが多いですね。

 次は読後感のよい原田マハの作品。

ちょろ
ちょろ

原田マハは代表作もときどき読み放題に入っています。要チェック!

今月は直木賞作家 山本文緒の作品がたくさん入っています。

もず
もず

抜群のリーダビリティー、共感を呼ぶストーリーが魅力。

 自他ともに認める美貌の女性 椿(つばき)。

エキセントリックで凛とした父方の祖母にあこがれ、成長してきた椿ですが、

年月には勝てず。

整った外見<<<<<若さの日本。

後輩に鼻で笑われ、大好きな祖母は衰えを見せ始め、人生がうまく回らなくなってきます…。

ちょろ
ちょろ

度肝を抜く冒頭が印象的でした。

もず
もず

祖母が初対面の孫に「●女じゃないね」って訊くんだもんね。

こちらは映画化された作品ですね。

本上まなみ主演でした。

この連作短編集はタイトル通り、かなりブラック。

精神状態がよい、日曜日のお昼にどうでしょう?

こちらは姫野カオルコの作品。

もず
もず

タイトルはかわいいですが、結構ヘビーな一冊。

こちらはホラー作家 岩井志麻子の作品。

▼こちらも人気のある作家さんの作品。

乙一の『GOTH』は2,3巻が読み放題になっています。

ちょろ
ちょろ

Kindle Unlimitedを始めるとき、ニュース配信にチェックを入れておくと最新の読み放題作品を知らせてもらえるので見逃しがゼロ。

日本近代文学の名作が勢ぞろい!夏目漱石・森鴎外・谷崎潤一郎ほか

もちろん、読めるのは現代作家の本だけではありません。

Kindle Unlimitedは古典的な作品が強いんです。

日本文学も例外ではありません。

夏目漱石、森鴎外、谷崎潤一郎、芥川龍之介などなど。

文学史に大きな足跡を残した小説家の作品が対象になっています。

今月は夏目漱石『こころ』(角川文庫)が読み放題。

もず
もず

昔は現代文の教科書に一部が抜粋されていた『こころ』。

森鴎外の作品、岩波文庫が読み放題対象はめずらしいです。

谷崎潤一郎の『痴人の愛』はオリオンブックス版が読み放題対象。

芥川龍之介は電子全集が読み放題

宮沢賢治は『よだかの星』などが読み放題対象。

坂口安吾は『堕落論』(角川文庫版)。

坂口安吾は世界で読まれていますね。

学生時代 中国の研究者(遠藤周作の研究者)が論文発表をした時、『堕落論』に触れていて驚いた経験があります。

Kindle Unlimitedで読める世界の名作文学

 さて、これからがKindle Unlimitedがその実力を遺憾なく発揮できるジャンルになります。

読み放題対象となっている海外文学の名作。

まずは、ロシアの文豪 トルストイ。

もず
もず

『アンナ・カレーニナ』は3回ほど読んでいます。読むたびに新たな発見があって面白いです。

お次は、ドストエフスキー。

ゴーゴリの『外套』だって読み放題。

映画『ドライブ・マイ・カー』で劇中劇だった『ワーニャ伯父さん』も今月は読み放題対象です。

ちょろ
ちょろ

気になった時、さっとダウンロードして読めるのがうれしい!

 イギリス文学だったらこちら。

シャーロック・ホームズで有名なコナン・ドイルの作品。

『失われた世界』はミステリーではなく、SF小説。

日本では児童向け冒険小説や漫画、海外ではマイケル・クライントンの『ロスト・ワールド・ジェラシックパーク』にも影響を与えています。

東京大学英文科の教鞭を執っていたラフカディオ・ハーン。

小泉八雲と書いた方が通りがいいかもしれません。

アイルランドの血筋を持つギリシャ生まれのイギリス人。

複雑なルーツからか、「輪廻転生」を信じる古い日本に親和性を持っていたようです。

ちょろ
ちょろ

ケルト人は輪廻転生を信じ切っていたので文字を持たなかったと言われています。いさぎよいな。

『怪談』は怖いというより、不思議で抒情的な日本の面影が強い印象を残す短編集。

繊細かつ上品。

異国生まれの作者がここまで深く日本を知りえたことに驚きます。

こちらはオスカー・ワイルドの童話集。

ワイルドというと世紀末美術に影響を与えた『サロメ』や警句が豊富な戯曲が有名ですね。

知名度の高さは「幸福な王子」が一番かもしれません。

「柘榴の家」は童話集。

「小夜啼き鳥と薔薇」「身勝手な大男」「漁師とその魂」が収録されています。

もず
もず

「小夜啼き鳥」ってなに?って思われるでしょうが、ナイチンゲールです。

「漁師とその魂」は人魚を扱ったお話。

フーケ―の『水妖記 ウンディーネ』、アンデルセンの『人魚姫』と並び称せらる作品です。

詩人ならではの美しい描写に酔う一冊。

▼今月はワイルドの小説で最も有名な作品が読み放題対象。

これはうれしいですね。

映画化されている作品です。

 レ・ファニュは『カーミラ』

短編『緑茶』で有名な作家。

30年ほど前には「緑茶」はイギリス怪奇幻想短編集には必ず入っていました。

『カーミラ』は『吸血鬼カーミラ』と言った方が通りがいいですね。

『吸血鬼カーミラ』は50代女性には『ガラスの仮面』に出てきた劇中劇で有名。

(姫川亜弓が、北島マヤを陥れた乙部のりえに舞台で復讐する、という回。

実際にあんなことやってしまったら演出家や他の共演者からブーイングでは…)

話としてはおもしろいですが。

ドイツ文学に行きましょう。

ヘッセ『車輪の下』

ゲーテ『若きウェルテルの悩み』。

グーテンベルグ21版が読めます。

フランス文学は

何度も映像化されているスタンダールの『赤と黒』。

もず
もず

上下巻あるけれど、ストーリーにひきこまれるので簡単に読めてしまいます。

『居酒屋』、『ナナ』などルーゴン・マッカール叢書でおなじみのゾラ。

日本の自然主義文学に大きな影響を与えました。

ゾラの文学に対する主義主張はともかく、読んで面白いのでおすすめ。

このほか、バルザックの『グランド・ブルテーシュ奇譚』、ラディゲの『肉体の悪魔』なども読み放題でした。

アメリカ文学に行きます。

ヘミングウェイの『老人と海』

スタインベックは『はつかねずみと人間たち』(グーテンベルグ21)。

エドガー・アラン・ポーの『黒猫/モルグ街の殺人』は光文社古典新訳文庫版が読めました。

この短編集は「黒猫」「本能VS理性―黒い猫について」「アモンティリャードの樽」「告げ口心臓」、「邪鬼」「ウィリアム・ウィルソン」「早すぎた埋葬」「モルグ街の殺人」が収録されています。

ちょろ
ちょろ

光文社古典新訳文庫のポー短編は選び方がおもしろいです。

O・ヘンリーはグーテンベルグ21で短編集1が利用できます。

昔は英語の教科書に載っていましたね。

今はどどうなんでしょうか?

メジャーなところでもざっとこんな感じです。

まとめると

高校で習う文学史に出てくるレベルの名作はわりと読める

と言ったところ。

地方図書館を使うよりずっと便利で交通費がかからない!

これが長年使っている管理人の率直な感想です。

ちょろ
ちょろ

古典的な名作をたくさん読みたいときにはとてもいいサービスです。

ま と め

2023年1月 Kindle Unlimitedでおすすめの小説は次の通り。

●角田光代『笹の舟で海をわたる』、『私はあなたの記憶のなかに』

●原田マハ『ロマンシェ』、『ギフト』

●山本文緒『絶対泣かない』『きっと君は泣く』『ブラック・ティー』

●姫野カオルコ『ドールハウス』

●岩井志麻子『忌まわ昔』

●森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』

●夏目漱石『こころ』、森鴎外『渋江釉斎』

●坂口安吾『堕落論』ほか

●トルストイ、ドストエフスキー、チェーホフほか海外文豪の名作

読書は人生の宝。

お得なサービスは使い倒していきましょう♪

お付き合いいただき、ありがとうございました。

少しでも参考にしていただけるとうれしいです。

よろしかったらこちらもどうぞ。

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