kindle電子書籍リーダーはいらない？10年使ったユーザーが便利な利用法を解説

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電子書籍リーダーの代表格 　kindle。

Amazonで販売されている電子書籍kindle本を読むためのEink端末です。

iOSやandroid向けのアプリが開発されて、iPoneやスマートフォンで読むことができるご時世。

電子書籍を読むために電子書籍リーダーはいらないのでは？という声がちらほら聞かれます。

ですが、kindle電子書籍リーダーにしかできないことがあります。

kindle電子書籍リーダー歴10年のヘビーユーザーである管理人が、便利な使い方を紹介します。

この記事を読むとこんなことがわかります。

kindleのデメリットは動作の遅さ

最初に、kindle電子書籍リーダーのデメリットを挙げておきます。

【kindle電子書籍リーダーの欠点】

初期設定時や書籍のダウンロードにWi-Fi(無線LAN)が必要なのも人によっては不便に感じるかもしれません。

（＊Wi-Fi＋4Gモデルはありますが、高価！）

2020年にdocomoのモバイル社会研究所が調査したデータによるとスマホ利用者のWi-Fi利用率は自宅が90･1％らしいです。

スマホを持っている人の9割は自宅に無線LAN があると言えますが、100％ではありません。

万人向け、とは言えないところですね。

kindle電子書籍リーダーのメリット

kindle電子書籍リーダーは薄くて軽い！携帯に便利！

まず、kindle電子書籍リーダーは持ち運びに便利。

iPhoneはバッテリーが長持ちするようになり、ずいぶんと厚く重たくなりました。

管理人はiPhone11を使っていますが、ポケットに入れるとずっしり。

バッグの中に入れていると存在感があります。

ですが、kindle専用の端末は薄くて軽いんです。

下の写真は

Kindle Paperwhite　第10世代。

文庫本より少し大きいくらい。

そしてこの薄さ。

普通の文庫本より厚みがありませんね。

私が使用しているwi-fiモデルは182ｇ。

片手で持てますし、仰向け（あおむけ）に寝て読んでいても手が疲れません。

kindleは　スマホに比べて画面が大きく、見やすい

kindleはiphoneやスマートフォンと比べて画面が大きいです。

kindleの方がワイドですね。

ちなみにiPhone11の重さは194ｇ。

本体はkindleと12gしか変わりません。

しかしながら、スマホは保護フィルムやカバーを付けるのでもっと重たくなりますね。

実際に自分のiPhone11をカバー、保護フィルム付きで重さをはかると258gでした。

一度、仰向け（あおむけ）に寝てiPhone11を使っていた時、顔に落としたことあります…。

めちゃくちゃ痛かったですね。

kindle専用端末ならまず、軽くて持ちやすいので落としません。

kindle電子書籍リーダーはバッテリーが長持ち　移動には最適

　移動時間・休憩時間のスキマ読書であればスマホに入れたkindleアプリで充分だと思います。

スマホとkindleをふたつ持って動くより効率的。

ですが、長時間の移動の時にはやっぱりkindle専用端末がいいんです。

まず、バッテリーの持ちがいいんです。

充電は毎日しなくてもOK。

毎日1,2時間の読書をしても3日持ちます。

特に新幹線や飛行機を使った移動の時にはkindle専用端末が重宝しますよ。

スマホは現代社会において生活必需品になりました。

電話、カメラ、メモ、地図、ニュース、天気予報etc。

一台で何役もこなす分、バッテリーが切れたら悲惨なことになります。

特に旅行中に使えなくなったら目も当てられません。

大事なスマホは読書に使わず、電池温存。

安心して使えるkindle専用端末でじっくり読書。

一つの端末に32㎇モデルならマンガ約650冊、小説や実用書などなら数千冊入れられるので気分に応じて好きなものが読めるのは助かります。

▼管理人が現時点で最もおすすめするKindle Paperwhiteシグニチャーエディション。

kindleは本を購入・ダウンロードできて便利

iPhoneやiPadなどの汎用端末を使うときの問題点。

それはkindleアプリで書籍の購入ができないことです。

そのため、購入する際には一度サーチエンジンでAmazonのウェブサイトを検索し、アクセス。

欲しい本を探して購入する必要があります。

kindle電子書籍リーダーは本を購入できるので、欲しい本を検索したらその場でぽちっ。

すぐにダウンロードできます。

急いでいる時にはとても便利です。

kindleの光は睡眠を阻害しない　就寝前の読書に向いている

　kindle電子書籍リーダーの利点。

それは就寝前に読んでも睡眠を阻害しないこと。

スマホのブルーライトのように直接目に当たらない、フロントライト方式のため。

電気スタンドなしでも読めるバックライトは間接照明並みのやさしさ。

実際、kindleで読書していて眠れなくなったという経験はありません。

また、眠る前の読書中にメールやlineの通知に邪魔されることもありません。

通知音って目がさえるんですよね…。

つい返信してしまうし。

集中して読書するにはやっぱり専用の端末がいいですね。

暗い部屋に置いたとき、kindleの画面はぼんやりと光ります。

刺激の少ない、やわらかい光です。

読書をしながら眠っていた、なんてことがよくあります。

一定時間を過ぎると電源が切れるので寝落ちしてもOK。

iPhoneやスマートフォンで読書したまま眠りについたら、翌日の電池残量が心配ですが、

専用端末なら慌てる必要がないのが〇ですね。

防水機能つきなのでバスルーム、キッチンでも読書が可能

Kindle PaperwhiteやKindle Oasisは防水機能つき。

IPX8等級の防水機能。

水深2メートルの真水で最大60分、水深0.25メートルの海水で最大3分まで耐えられます。

日常、そんなことが起こることはほぼないでしょうが。

お風呂に入っている間、台所で家事をしている間にも安心して読書ができるんです。

え、それ、スマホでもできるよと思われるかもしれないですね。

ですが…

知り合いに、防水機能つきの「はず」のスマホをバスルームで使ったら壊れたという人がいます。

「せっけんで洗える」スマホを洗ったら壊れた…という人も。

iPhone・スマホは高価なため、買い替えるとなると大変です。

iPhone・スマートフォンが故障して買い替えるとなると、kindleの5倍のお値段。

その点、「もしも」のときにも専用端末なら被害が最小限です。

kindleは仕事の書類や画像を入れて持ち運びできる

kindleはAmazonで購入した電子書籍以外にも読み込むことができます。

サポートされているファイル形式は

最大ファイルサイズは200MB。

覚えなければならない文書やファイル、持ち運んでいるとクリアファイルに入れていても痛むんですよね。

ですが、kindleに入れておけばいつでも読めます。

専用端末だからこそできる！長編小説やコミックの貸し借り

そして、私が今いちばん便利だと思っているのはこれ。

kindle専用端末を使って家族や知人に「本を貸す」こと。

これはkindle電子書籍リーダーにしかできません。

スマホを人に貸す、ってプライバシー面でもセキュリティー面でも不可能。

人に貸すのなら紙媒体の方がいい？

いえいえ、そうとも限りません。

紙の本はすごくかさばりますよね。

重たいですし。

20巻以上ある漫画の本、友人に貸すときのことを想像してください。

貸す方も借りる方も大変です。

持ち運び、借りている間の保管場所など。

kindleであれば、端末ごとに入れておく作品を選ぶことができます。

貸したい電子書籍をダウンロードして、他の本をいったん「端末から削除」。

そしてストアやクラウドにアクセスできないように「機能制限」をつける―。

こうすることで特定の本だけ貸すことが可能なのです。

誰でも、家族や友人・知人に見せたくない本のひとつやふたつはありますからね。

管理人は実際にこの方法で本を貸しています。

ご存じない方のために機能制限のやり方を写真付きで載せておきますね。

【kindle　機能制限の付け方】

まず、ホーム画面。

①右上の3つの点々をクリックするとメニューが出てきます。

②上から4番目の「設定」を選びます。

③「ペアレンタルコントロール」を選択

④「特定の機能を制限」を選択

⑤デフォルトでは全てオンになっているこれらの項目を「オフ」にする

ボタンの部分をさわると「機能制限のPINを入力」のメッセージが表示されます。

⑥PINを入力して「OK」をタップすれば完了です。

カギがかかった状態になって、端末にあらかじめダウンロードしてある本以外は閲覧できなくなります。

ストアにもアクセスできないから間違って買い物してしまう、なんて事故が起きません。

多くの人が経験していると思うんですよね…

知り合いに貸した本が返ってこない問題。

イギリスの古い警句に

「愚か者だけが貸すもの。本、雨傘、お金」というものがあります。

この3つ、なくなると困るのに貸すと返ってこない率が高いのです。

特に本。

書籍は単価が低いせいか、返さなくてもさほど罪悪感がない―。

又貸しする人が多いし、その先でなくされたことさえありますよ。

でも、kindleで貸すとほぼ1、2日で返ってきますね。

最短記録は漫画の最新刊で45分。

借りる方も、他人の端末をさわることに遠慮や居心地の悪さを感じることが原因では？と思っています。

端末は紙と違ってアルコールで消毒できるのもここ数年はポイント高いです。

紙の本って貸すと汚されたり、化粧品や香水の匂いがついたりすることあるじゃないですか。

その心配がないのも〇。

また、ペットをお迎えしているご家庭の方に貸すとよろこばれますね。

汚したり、破いたりの心配がありませんから。

人に借りた本をペットがかんじゃった、とか爪をといじゃった、とかのトラブルがないんです。

kindleがあればみんなで同時に読書が可能！

端末が複数あれば、同時にダウンロードして何人かで読むことが可能。

これはスマホやタブレットでも技術上はできますが、

プライバシーの観点から他人のスマホをさわるのは無理。

ですが、機能制限をした専用端末ならOK。

漫画の最新刊や話題の本はダウンロードしたその日に知り合いに貸すことができます。

管理人はこの方法で『鬼滅の刃』や『SPY×FAMILY』の新刊を知人たちと読みました。

ここまで記事を読まれた方の中に

「どうしてそんなに本を他人に貸したがるの？」

と疑問に思う人がいるかもしれませんね。

本、漫画はみんなでわいわい読むと楽しさが倍増するんです。

その時間も読書の醍醐味（だいごみ）だと思っています。

ほかにも

「あのミステリーのオチ、あれはないわー」とか、

「あの小説のラスト、よくわからない！教えて！」とか、

「あの小説、ドラマになるとしたらキャスティングは？」とか、

「あの『鬼滅の刃』のキャラクター、アニメになったら声優は〇〇だよね」とか、

話し合う時間も鑑賞のうちです。

単機能だからこその安心感。ご年配の方へのプレゼントに最適！

kindleは本を読むことに特化したもの。

ホーム画面左上で現在時刻はわかりますし、おすすめの書籍は表示されますが、それだけ。

10代〜50代のユーザーにはややもの足りないかもしません。

ですが、

ネットがこわいご年配の方には向いていると思いますね。

まず、表示する文字のフォント数を上げると読書の時に老眼鏡がいりません。

年を取ってくると古典や名作を読み返したくなるもの。

kindleでは著作権の切れた作品はほとんど無料でダウンロード可能。

夏目漱石、森鴎外、芥川龍之介、太宰治、岡本かの子。

紙の本なら全集でしか読めないようなマイナーな作品も読むことが出来ます。

文庫で買うとめちゃくちゃ高い、やや知名度の低い作家の作品が読めるのはうれしい。

近松秋江とか。

これらはすべてアプリでもできます。

が、ご高齢の方がフィッシング詐欺やあやしいメール、詐欺ページなどに対応するのはきびしいところ。

専用の端末が安心だと思いますね。

ちょっと長い検査入院などにでも持っていける大きさと軽さが〇。

kindle　初心者におすすめの端末は？

さて、ひとくちにkindleといっても数種類出ています。

基本的な操作方法は同じですが、12.980〜59.980円とお値段に差があります。

初心者さんはどれを選んだらいいか迷うかもしれないですね。

基本的なスペックは次の通り。

	kindle	Paperwhite	シグニチャー	Oasis	Scribe
サイズ	158× 109×8	174× 125×8.1	174× 125×8.1	159× 141×8.4	196× 230×5,8
画面	6インチ	6.8インチ	6.8インチ	7インチ	10,2インチ
解像度	300ppi	300ppi	300ppi	300ppi	300ppi
容量	16GB	8GB	32GB	8gG/32GB	16GB/32GB/64GB
ライト	4	17	17	25	35
接続	Wi-Fi	Wi-Fi	Wi-Fi	Wi-Fi＋4G	Wi-Fi
入出力	USB-C	USB-C	USB-C	micro USB	USB-C
ワイヤレス充電	なし	なし	あり	なし	なし
防水	なし	あり	あり	あり	なし
色	黒･青	黒	黒	黒系	灰色
重さ	158g	205ｇ	207g	188g	429g
価格(円）	12,980	16､980	21､980	31､980	51,980

表中、Kindle Paperwhite、Kindle Oasis、kindle Scribeはそれぞれ「kindle」の部分を略しています。

　「初めてだったらkindle」―

こう言われて管理人ちょろは最初にkindleを使っていました。

ですが…失敗。

お手頃価格だけあって、もろいんですよね。

kindle。

しかも、8GBなんてすぐに容量オーバー。

何度かキャパオーバーのメッセージが出て作品を削除しているうちに

電源が入らなくなりました。

2023年現在、新しくなったkindleはお値段が上がっただけに容量が増えました。

解像度は300ppi、出力はUSB-Cケーブル。

パワーアップしましたね。

ですが、防水機能がないところが欠点ですね。

なので、初心者さんにはKindle Paperwhiteをおすすめしたいところなのですが…

最新のKindle Paperwhiteは８GBモデルだけ。

Kindle Paperwhite　10世代は32GBが選べたことを考えると、不思議な変化ですね。

なので、今おすすめの端末はKindle Paperwhite　シグニチャーエディションということになります。

kindleはFireタブレットやandroid端末と違ってSDカードで後から容量を増やすことができません。

慎重に選びましょう。

シグニチャーエディションは従来のKindle Paperwhiteからどこが進化したのか―。

カスタマーセンターに電話して聞いてみました。

ワイヤレス充電、自動色調調整機能くらいらしいです。

kindle電子書籍リーダー　よくある質問

ま　と　め

では、記事の内容をまとめたいと思います。

初めてkindleを持つ人には、思い切ってKindle Paperwhite　シグニチャーエディションをおすすめ。

理由は現在、Kindle Paperwhiteで32GBの容量があるのはシグニチャーエディションだけだからですね。

　技術が進歩してさまざまな方法で読書が出来るようになりました。

みなさんも楽しい読書ライフを送ってくださいね。

kindleは不便な点はあるものの、使い方次第でたのしめる優秀なツール。

読書家なら1つは持っておいて損はないと思います。

▼kindleにはこちらの充電器があると便利です。

kindle、Kindle Paperwhiteの付属品は小冊子とUSBケーブルだけなんです。

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