【食事制限があっても使える】自然食品店の販売員がバターの代用品を徹底解説!

家電製品・キッチン用品

  アレルギー体質や食事制限で、バターをひかえている方は多いと思います。

かくいう管理人もその一人。

アトピー性皮膚炎・乳製品アレルギー・喘息持ちのため、食べるものには気を遣っています。

なるべく油脂や糖分控えめの和食を心がけていますが、たまに食べたくなりますよね。

あつあつのトーストにバター、の組み合わせ。

特に寒い季節の朝は、あたたかいパンが恋しくなります。

今回はそんな、食事制限をしている方でも使えるバターの代用品について解説したいと思います。

この記事を読むとこんなことがわかります。

ちなみに管理人は現在、オーガニックスーパーの販売員。日々、食品に触れ、勉強しています。

  • 乳製品アレルギーでも使えるバターの代用品
  • パンに塗るスプレッド類 最近の傾向

●アリサン プラントベース有機スプレッド●

まず、最初にご紹介したいのがアリサンのプラントベース有機スプレッド。

アリサンは有機栽培ナッツやドライフルーツの輸入・販売していることで有名な会社です。

1988年創業、埼玉県日高市に本社があります。

自然食品店に行くと必ずと言っていいほど、ここの商品が陳列してあるので、名前は見たことがある方は多いのでは?

特にクランチタイプのピーナッツバターは大きな瓶に入っていて存在感がありますよね。

そんなアリサンが取り扱っているプラントベース有機スプレッドの特徴はこちら。

 

  • 乳製品・遺伝子組み換え原材料不使用。菜食主義者・乳アレルギーの方にもおすすめ。
  • 有機菜種油、有機シアバター、有機ココナッツオイル、有機アーモンド使用。
  • スムースでトーストに塗りやすい。
  • 添加物は乳化剤・香料のみ。
  • 長年のファンが多く、味に定評がある。
  • トランス脂肪酸ゼロ。

意識が高い方は「パンにはエクストラバージンオリーブオイルで十分じゃない?」と思われるでしょうが、実際にお客様と接しているとこういう扱いやすいスプレッドを探していらっしゃる方は多いですね。

オリーブオイルは確かに健康的でおいしいですが、液だれとオイル独特の香りで好き嫌いが分かれるのも事実。

また、このプラントベース有機スプレッドはパンに塗るだけではなく、パスタにも使用できます。

たらこスパゲッティに使うとバターとそん色ない出来栄えで感動しました。

食事制限している者にとって、料理の幅を広げてくれる商品は貴重な存在です。

同僚たち20人ほどとパンに塗って試食しましたが、みな口々に味がいいとほめていましたね。

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バターの再現度が高くて感動しました。

添加物は乳化剤と香料ですが、香料に関しては「本当に入っているの?」と思うレベル。

不自然な香りはしません。

下の写真はグルテンフリーパンに塗ったところです。

タイナイの新商品「原料7つで焼き上げた米粉パン」を使用しました。

従来品よりもちもちしているのはもち米を使っているから。

おいしいですよ。

プラントベーススプレッド、この溶け方もバターみたいに見えますね。

この商品には、同じ内容・同じカロリーで別のパッケージが存在します。

味も同じですが、やや硬め。

包丁でカットしてバターのようにホットケーキやパンケーキ、トーストにのせたい方には向いている商品です。

●アリサン有機ピーナッツバタークランチ●

プラントベース有機スプレッドと同じくアリサンの取扱商品。

こちらはロングラン商品で、管理人は20年以上前から使っています。

454g入りと大きいですが、料理に使えるため無駄にしたことはありません。

クランチタイプは粒が残っていて層が分かれているので、気になる方は攪拌して使ってください。

アリサン有機ピーナッツバターの特徴はこちら。

  • 乳化剤・安定剤不使用。
  • オーガニック認証あり。
  • ヴィーガンでも使える。
  • 遺伝子組み換え不使用。

落花生アレルギーの方はもちろんNGですが、そうでなければ使い勝手のよい代用品です。

サンドイッチ、トーストだけでなく、あえ物にも使えます。

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●ココナッツオイル●

ココヤシの胚乳から抽出される油。

日本では近年人気が爆発しましたが、海外では地域によって伝統的に使用されてきました。

特徴はこちら。

  • 中鎖脂肪酸が豊富で消化吸収・分解が早く、エネルギーになりやすい。
  • トランス脂肪酸ゼロ。
  • 20度以下で固まる特質があるため、加工食品に多く用いられる。
  • 有機認証を受けた商品でも入手可能な価格。

冷蔵庫で保存すると固くなり、使用するときにはナイフで削り取る形になります。

独特な甘い香りがするため、お菓子・パン作りに向いている印象。

近年では無臭タイプも販売されていて人気を博していますね。白崎裕子さんのレシピ本が出てから知名度が上がった気がします。

●ココナッツバター●

ココナッツを果肉(胚乳)ごと砕いてペースト状にしたもの。

ココナッツオイル同様、パンやクラッカーに塗ったり、飲み物や料理に使ったりします。

特徴はこちら

  • 食物繊維が豊富で、ココナッツオイルに比べて低カロリー。
  • ココナッツオイルと比べて癖がなく、そのまま食べられる。
  • 冷やし固めるとチョコレートのような食感で菓子作りに重宝される。

ブラウンシュガーなどのメーカーから販売されていますね。

自然食品店ではココナッツオイルが主流ですので、ネット購入が確実です。

●ビオラル ココナッツスプレッド●

 アリサンのプラントベース有機スプレッドがやや高価なため、代用品を探していて見つけました。

ライフコーポレーションのオリジナルブランド ビオラルのスプレッド。

特徴はこちら。

  • ヴィーガン認証を取得。乳製品不使用。乳アレルギーの方や菜食主義者にもおすすめできる。
  • ココナッツオイルに比べて低カロリー。
  • やわらかく、トーストに塗りやすい。
  • ヴィーガン仕様のスプレッドとしては安価。
  • 乳化剤・香料不使用。添加物は大豆レシチンと酸化防止剤(クエン酸)のみ。

パッケージのどこにもトランス脂肪酸についての記載がないため、お客様相談室に訊いてみました。

トランス脂肪酸の含有量は100g中0.7gだそう。

市販されている一般的なバターに含まれる量(100g中1.9g)と比較して少ないです。

近年、メーカーの努力でバターとマーガリン(ファットスプレッド)のトランス脂肪含有量は逆転しています。(詳細は後述します)

ですから、市販の健康志向マーガリン(創建社の「べに花ハイプラスマーガリン」「発酵豆乳マーガリン」、(各100g中0.3g)や小岩井乳業「醗酵バター入り」(0.35g)「ヘルシー芳醇」(0.45g)などは低トランス脂肪酸。

それと比べるとやや多いので、改善の余地はありますね。

まあ、ミノッテの有機マーガリンのように卵・乳製品使用してあるものがありますから、アレルギー患者にとってヴィーガン認証ありはうれしいかも。

【マーガリンとファットスプレッドの違い】

マーガリンは油脂含有量80%以上の「マーガリン」、80%以下の「ファットスプレッド」に大別されます。

私たちが日ごろ、「マーガリン」と呼んでいるものの中には「ファットスプレッド」が多く含まれています。(例;雪印ネオソフト)

原材料の油によって味・風味・健康への影響が大きく変わる食品です。

できれば、炎症の原因となるリノール酸が多量に含まれる大豆油などは避けた方がいいです。

日本製ではありませんが、オリーブオイル主体の商品があります。

トランス脂肪も100gあたり0,034gとほぼ、ゼロに近いもの。

コストコやAmazonで入手可能ですが、1kgと大きなところが欠点ですね。

おすすめに加えなかったのは、この大きさによるところが大きいです。

いくらオリーブオイル主体でトランス脂肪酸がほぼゼロでも、この量を使い切るとなると、、と考えてしまいます。

油脂は酸化しやすい食品。オリーブオイルでも小瓶で冷蔵庫保管している身としてはおすすめしにくいところ。

仲の良い家族とシェアできるなら〇でしょうか。

気になる原材料はこちら。

食用植物油脂、食塩/乳化剤、香料、V,A、V.D、V.E

「V.A」などはビタミンの略ですね。

栄養強化・酸化防止の目的で使われていると推察します。

【トランス脂肪酸とは?】

バターの代用品、マーガリンやファットスプレッドを探しているときに気になるのがトランス脂肪酸のこと。

脂質の構成成分である脂肪酸の一種で、人間が消化できない脂肪酸です。

マーガリン・ショートニングに多く含まれることで有名ですが、反芻動物の乳にも微量に含まれます。

そのため、牛乳・ヤギの乳・バター・チーズにも少量ですが天然のトランス脂肪酸が入っています。

また、高温で脱臭されたサラダ油にも含まれるため、注意が必要です。

トランス脂肪酸は過剰摂取するとLDLコレステロールを増やし、心疾患・動脈硬化・アレルギー疾患を引き起こす可能性があります。

WHOは1日の総エネルギー摂取量 1%未満を推奨しています。これは成人で2g未満の計算になります。

マーガリンのトランス脂肪酸含有量は減少傾向にあり、2006年の厚生労働省調査で100g中7,0g(平均)だったものが、2015年には100g中0.99g(平均)になっています。

今ではバターよりもマーガリンの方がトランス脂肪酸の含有量が少ないという逆転現象が起きています。

とはいえ、油脂は原材料の組成・酸化の度合い・添加物の有無・風土(伝統的な食習慣)などトータルで考えるべき食品であるため、「トランス脂肪が少ない=良い」と一概に言えないのが難しいところです。

管理人の選定基準は以下の通り。

  • アレルゲンとなる物質が入っていないこと
  • 添加物が少ないこと
  • 少量パッケージで、酸化する前に使い切れるもの
  • 良質な油を使っていること
  • トランス脂肪酸の含有量が少ないこと

この順番で考えています。

【時間に余裕がある方は手作りでもOK!】

市販品は量が多いから、購入のハードルが高い、と思われる方には手作りがおすすめ。

レシピは白崎裕子さんの『白崎茶会のかんたんパンレシピ』に記載があります。

無臭のココナッツオイルと水切りした豆乳ヨーグルト、はちみつ、塩少々を混ぜるだけ。

私はこのレシピ通りに作るとパンに塗りにくいので半分オリーブオイルにしています。

そうすると程よい固さになりますよ。

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まとめ

アレルギーや食事制限をしている方におすすめできるバターの代用品は、

  • アリサン プラントベース有機スプレッド
  • アリサン 有機ピーナッツバタークランチ
  • ココナッツオイル
  • ココナッツバター

または、手作りでもいいですね。

バターの代用品があると料理の幅がぐんと広がります。

食事制限や除去食は長期戦。

たまにゆるーく気を抜いて頑張っていきましょう!

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