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国内製、海外製とたくさんの種類がある掃除機。
最近ではコードレスやお掃除ロボットが人気です。
続々と発売される新製品、目新しい機能、スタイリッシュな外観―。
どれを選んでいいかわからない、という方がいらっしゃるかもしれません。
掃除機は高い買い物。失敗したくないですよね。
私は今まで国内・海外合わせて10社以上の製品を使用してきました。
ざっと挙げると東芝、三菱、日立、パナソニック、アイリスオーヤマ、三洋、シャープ、ダイソン、ルンバ、コンコーディア、ミーレ3台です。
この経験から衛生面を重視するならドイツの家電メーカー ミーレの掃除機をおすすめします。
この記事を読むと以下のことがわかります。
- ドイツ製の掃除機ミーレを選ぶ理由
- ミーレ掃除機の魅力
- ダイソン・オキシジェン・コンコーディアをおすすめしない理由
- ミーレ掃除機の選び方
なぜ、ミーレの掃除機を選ぶのか?国内メーカーとの比較
数ある日本の家電メーカー。
アジアではかなり信頼されているブランドです。
管理人ちょろは冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・炊飯ジャーは国内大手メーカーの商品を選びます。
壊れにくく、使いやすさを追求する姿勢がいいですよね。
が、正直なところ日本製の掃除機には様々な弱点があります。
その1、掃除機の弱さ・耐久性のなさ。
せまい日本家屋。
家事をするのは主に女性というお国柄のため、掃除機が軽いプラスティック素材でできています。
そのため非常に壊れやすいです。
日本製はどれも似たような使用感。
3,4年で壊れていました。
たいてい、ホース部分が割れるんですよ。
【日本製 掃除機の利点】
●ヘッドがコンパクトで可動性が高い
●ごみを察知して吸引力が自動で変更される
●手元にスイッチや操作パネルがあってパワーを調整
日本製の掃除機はミクロな部分で優れていますね。
ですが、耐久性というと頼りないですね。
日本製掃除機の弱点その2。
掃除機の基本である、
ゴミを吸い込む・キャッチして離さない・汚れた空気を外に出さない点が甘い。
日本製の掃除機は軽い素材が使用されています。
そのため本体とホース、ダストバッグにすきまがあるケースが多いです。
また、ランニングコストを重視するため、ダストバッグの作りが簡単。
消耗品のコストをおさえたい消費者のニーズに応えているのでしょうが、
アレルギー患者としては頼りなくて不安。
その点、ミーレは排気フィルター・モーター保護フィルター・ダストバッグの3か所でハウスダストをキャッチします。
排気がとてもきれい。
ミーレの掃除機は窓を閉めたまま使えると言われているのはこのためです。
気密性の高い金属製の本体のため吸い込んだゴミやホコリをまき散らかしません。
ミーレ掃除機のダストバッグは驚異の9層構造。
ガラスの破片やクギを吸い込んでもOKなところが安心です。
管理人は実際に、割れたグラスを吸い込んだことがあります。
ダストバッグはびくともしませんでした。
ダストバッグに指を入れてみても透けない、形をひろわないほど分厚い。
ミクロな汚れもしっかり取ってくれること間違いなし。
そして、ダストバッグ交換時には袋についたプラスティック性のふたが閉まります。
まきあがるホコリを吸わなくてよいのがありがたい。
掃除機で集めたごみやほこりをダストバッグ交換の時に吸わなくていいのは、ハウスダストが苦手な人間には助かります。
掃除でミーレを使い始めて、わが家のハウスダストは激減。
ダストバッグ交換の時にマスクとゴーグルをする必要がなくなり、とても快適です。
海外製はダストバッグ・アクセサリなど別売り品の購入場所がネックになります。
ですが、ミーレに関してはAmazon、楽天市場などで多数の店舗に取り扱われているため心配無用です。
ミーレの掃除機 故障したときには?気になるデメリット
私はミーレ掃除機を我が家で2台、実家にあるものを含めると3台使用した経験があります。
●アジア限定版 ブルーラグーン
●ロータスホワイト
●キャット&ドッグ
さすがドイツのメーカー。
本当に壊れません。
私が最初に購入したミーレの掃除機ブルーラグーンは8年以上、一度の不具合もなく働いてくれました。
9年目にプラスティック部分の劣化で作業音がうるさくなった時にはミーレの日本代理店に連絡。
症状を話し、部品の交換をして済みました。
電話対応してくださった女性は的確なアドバイスをしてくれました。
プロですね。
10年目、なんとコンセントプラグがちぎれてしまい泣く泣く廃棄。
もっとていねいに扱っていれば、10年以上使えたのに、と思うと悔やんでも悔やみきれません。
今はロータスホワイトを使っています。
修理となると横浜のミーレ日本代理店に送り、そこで対応部品がない場合はドイツ送りになるそうです。
ちなみに上記のコンセントプラグ部分を修理する場合は送料以外でざっと¥20000と言われました。
製品に対する愛着はおいておくとして金額的には買い替えた方がお得と思えるラインです。
修理にかかる手間と費用。
これがミーレのデメリットであることは否定できません。
ダストバッグやフィルター類が高価なことも難点です。
そして、重さ。
6kgあるので片手で持つと負担がかかります。
ですが、今まで日本製を使っていて数年で廃棄というのを繰り返してきました。
ミーレの方がコストパフォーマンスがいいですね。
ミーレのデメリット
●修理するときには運賃を含めて万単位の費用がかかる
●ダストバッグやフィルター、アクセサリー類の購入はオンラインショップ
●消耗品の値段が高い
●6kgと重い
私がダイソン・オキシジェン・コンコーディアをおすすめしない理由
次に、海外製の掃除機として選択肢としてあがるメーカーの製品について書きたいと思います。
ダイゾン
ダイソンの掃除機をおすすめしない理由は簡単。
実家でサイクロン式充電型を使ってみました。
排気がきれいではない、ごみを吸っているのかわからないほど吸い込みが弱いです。
正直、掃除をしてきれいになっている気がしませんでした。
ゴミパックがないため、捨てる時にはせっかくとったハウスダストをまき散らすはめになるのも納得いきませんでした。
それでも実家の人たちが使い続けているのは階段掃除・物置掃除に便利だからだそうです。
オキシジェン
オキシジェンは北欧の家電王国スウェーデンのメーカー エレクトロラックスの代表作。
10年ほど前、異常に評価が高かったですね。
管理人がブルーラグーンを購入する前はミーレにするかオキシジェンにするか最後まで悩みました。
ですが、ダストパックの取扱店が少なくて不安でしたね。
心配は的中。
2021年現在、当時取り扱っていたお店は消耗品の販売をやめていますね。
つくづく、ミーレにしておいてよかった、と思っています。
コンコーディア
コンコーディア アメリカのメーカー。
某百貨店の外商が取り扱っていました。
両親が購入した25年前のお値段は30万円ほど。
私は実家に住んでいた時に使用。
実用本位の長方形、グレーとオートミールの落ち着いた色。
高価なだけあって付属装置は豊富でした。
絨毯・カーペット専用のパワーヘッド、ソファー・クッション用のアクセサリがありました。
吸引力は目に見えて高く、排気のクリーンさもそこそこ。
いい製品だと思いました。
本体及びホース、スイッチ部分の丈夫さならミーレ以上でしたね。
ミーレはホース部分はプラスティックですが、コンコーディアはホースも金属を多く使っていました。
踏んでも変形しない、頼りがいのある製品。
しかし非常に大きくて重たい、ダストパックや交換用フィルターが入手困難という点が×。
しかもアタッチメントは故障が多く、窓口となる百貨店に1か月放置されてキレました。
よって、結婚を機に実家を離れる時には嫁ぎ先に持っていくのは中止。
それを機に実家でも早々に手放した様子。
今現在、日本国内であまり流通していない理由はわかる気がします。
ダストバックの性能がいまいちでフィルターがとても汚れやすかったのが印象に残りました。
ついでに言うとルンバは、、、、気休め?と思いましたね。
忙しい家庭でもお掃除しています的な。
掃除機のお手入れが大変という本末転倒の代物でした。
(現在、実家にいるお掃除ロボットはかなり改良されているそうです)
*気になる方だけ読んでください
管理人の実家は掃除機が多すぎないか?と怪訝に思われるかもしれません。
現在、実家にはミーレ キャット&ドッグ、ダイソン、お掃除ロボットがあります。
用途に応じて使い分けているようです。
忙しい時にはお掃除ロボット、階段はダイソン、来客前はミーレという具合。
家族全員がアレルギー持ちだと、掃除機に対する思い入れが強いですね。
色の違いには意味があるの?ミーレ掃除機の選び方
ミーレの掃除機は2021年現在、ネット販売されているものが以下の通りです。
●ロータスホワイト
●ぺトロール
●レッド(通称; cat & dog)
今、ミーレストア楽天市場店で価格を見るとロータスホワイトが¥30000円台、ぺトロールが¥60000円台です。
(以前はブルー、イエロー、ブラックがあったのですが、2021年12月9日現在は上記3色のみ)
この金額の差は何かと言いますと付属品やアクセサリ、ダストバッグ、フィルター、長期保証の有無です。
現在、日本で販売されているのはcompact C1シリーズ(ホワイト)とcompact C2シリーズ(ぺトロールとレッド)。
では、実際にスペックを見てみましょう。
compact C1シリーズ compact C2シリーズ | |
大きさ | H230×W253×L428 H230×W250×L430 |
本体の重さ | 4.6kg 4,5kg |
標準重量 | 6.0kg 6.3kg |
定格電圧 | 100Ⅴ 100Ⅴ |
吸込仕事率 | 200W 210W(R)・220W(P) |
ダストバッグ容量 | 3・5L 3.5L |
運転音 | 約60〜50db 約60〜50db |
コードの長さ | 5.0m 5,0m |
原産国 | 中国 中国(R)・ドイツ(P) |
お値段の高いcompact C2シリーズはやや小さめ・ややパワフルといったところ。
大きな差はありません。
ちなみに私が2005年12月に購入したブルーラグーン(S4210)はcompact c1シリーズと大きさが同じ。
重さはやや重たく、吸込仕事率は170W。
現在使っているロータスホワイト(compact C1シリーズ)と同じダストバッグを使っています。
compact C2シリーズも同じダストバッグが使えます。
よほど、吸引力にこだわる人はぺトロール、レッドがいいでしょうが
正直なところ、これくらいの差であれば色は好みで選んでも問題がなさそうですね。
アクセサリや付属品、使い捨てのフィルターなどは公式サイトで購入できますので。
ただし、レッド 通称 cat&dogについてくるパワーヘッドは別売りが見つかりませんでした。
ペットを飼っていて絨毯やマットの掃除をしたい人はこの点だけ注意が必要です。
(実家は小型犬がいますが、全室フローリングのためパワーヘッドは無用の長物。
押し入れに入っています。母は赤が好きというだけで選んだため仕方ないのですが)
アクセサリについては各ご家庭の住宅事情を考慮して選んでください。
畳や絨毯、布製のソファーやクッション、マットレスのあるご家庭ではパワーヘッドの類は活躍すると思います。
わが家はフローリングのみ、ソファーは革製、クッションなし、布団はミクロガードなので一番シンプルなロータスホワイトを選びました。
付属品はホコリ取用ブラシ、家具用ノズル、すきま用ノズルのみですがこれで充分です。
ロータスホワイトやレッドは原産国が中国。
これってどうなの?と思われる方がいるかもしれません。
が、組み立てのみ中国で設計はすべてドイツ。
特に問題はありません。
私が以前持っていたブルーラグーンはHEPAフィルターつきで¥66000。
原産国ドイツでしたが、今のホワイトの使用感と変わりませんでした。
ミーレ掃除機のフィルターは奥の黒い部分に付けます。
今、装着しているのはダストバッグについてくるエアクリーンフィルター。
その他、アクティブエアクリーンフィルター、HEPAエアクリーンフィルターがあります。
アクティブエアクリーンフィルターは活性炭が内蔵されているのでペットの臭いが気になる方におすすめ。
HEPAエアクリーンフィルターは細かいチリやほこりを逃さない最上位排気フィルター
それぞれの悩みに応じて使い分けができます。
ミーレのいい点はこうした消耗品が進化するところ。
以前は取り換え時期がよくわからなかったのですが、今は交換サインが出ます。
ダストバッグも以前は手動で口を閉めていたのですが、今では自動で閉まるんです。
ミーレの掃除機 気になる運転音は?
集合住宅で暮らす人にとっては掃除機の運転音の大きさは気になりますよね。
ミーレの掃除機は運転音が約60db〜50db。
この幅はミーレの掃除機が6段階チャンネルで切り替えできるため。
正式にはパワーセレクターといいます。
- 硬質フロア、汚れのひどいカーペット Max
- 毛足の短いカーペット
- エネルギーセーブ(静音設定)
- カーペット、ラグ、たたみ
- ソファー、クッション
- カーテン、衣類 Min
わが家はフローリングですが、普段は②に設定しています。
③エネルギーセーブモードでいいかな?と思うのですが、念のため。
せっかくのミーレなのでハイパワーで使っています。
私は長年使用していますが、特に音が大きいと思ったことはありませんね。
実家で初めてミーレの掃除機が動いているのをみた姉(ダイソン愛用者)が
「こんなに音が小さくて、本当に吸い込むの?」と言ったほどです。
(その後、実際にゴミを吸い込む様子を見て唖然としていましたが…)
音でいうと日本製の小型掃除機の方がよほどうるさいですね。
ミーレ掃除機 気になるランニングコストは?
さて、掃除機を購入して気になるのはランニングコスト。
ミーレの掃除機を使うとするといくらかかるでしょうか?
ミーレのダストバッグは8枚セット。
Amazonで調べると3,850円。
1枚481円。
国内メーカー パナソニック製ゴミバッグが1枚435円。
ちょっと高いですね。
(価格は2023年5月のものです)
ただし、ミーレのダストバッグは半年〜1年に1度くらい。
排気フィルターはエアクリーンフィルターであればダストバッグ8枚とセットになって箱に入っているため経済的。
ミーレはダストバッグ4回交換ごとにエアクリーンフィルターを交換するよう推奨しています。
1年半から2年で2,000円弱のランニングコスト。
これを安いとみるか、高いとみるかはどれだけハウスダストに悩んでいるかで意見が分かれそうですね。
最高度のフィルター、HEPAフィルターを使うとなると金額は5,000円以上。
一気に跳ね上がります。
そのときそのとき、体調に相談しながらの使用をおすすめします。
(価格は全て2023年5月調査時のものです。変動がありますのでご了承ください。)
ま と め
以上、ミーレ掃除機をおすすめする理由でした。
まとめます。
ミーレのデメリット
●価格が高い
●フィルターやダストバッグなどの消耗品が高価
●消耗品はネット購入
●修理の費用・梱包の手間がかかる
●本体が重い
ミーレのメリット
●ゴミやホコリを吸い込んで離さない
●ダストバッグを捨てるときにホコリを吸わないで済む
●排気がきれい
●耐久性がある
●色は自由に選べる・アクセサリーは買い足せる
このような感じです。
総合的に、海外メーカーの中では比較的に安価で消耗品やアクセサリーが入手しやすい、良い製品だと思っています。
ネットを検索しているとミーレ使用者は1台目が壊れると次もミーレ、という方が多いです。
高品質・使いやすさの証だと思っています。
わが家では次もきっとミーレです。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
少しでも参考にしていただけるとうれしいです。
あなたに合ったいい製品に出会えるといいですね。
ミーレ掃除機のフィルター交換についてはこちらをどうぞ。