米菓大国 新潟には様々なおせんべいやおかきがあります。
ここでちょっとトリビア。
おせんべいとおかきの違いはおわかりでしょうか?
うるち米 (私たちが日常食べているお米)で作られているのがおせんべい、
もち米で作られているのがおかき(小さなものはあられ)です。
新潟で作られているおせんべいの中で、もっともシンプルなものをご紹介します。
その名も 波せんべい。
新潟県新潟市秋葉区の吉澤製菓が作っています。
原材料が国内産うるち米・砂糖・食塩のみ。
砂糖は種子島産さとうきび100%のものを使用という徹底ぶり。
この素材へのこだわり方、素晴らしいですね。
表面に波のような凹凸があります。
「無選別」と書かれていますね。
これは傷のない製品と割れ・欠けがあるものが一緒に入っています、と
いう意味。
通常はメーカーが良品だけを選んで袋詰めします。
選別の手間を省いている分、安いんですね。
贈答品には向きませんが、ご家庭での消費にはおすすめ♪
新潟ではスーパーマーケットやドラッグストアの米菓コーナーでよく見かける表記です。
ちなみに割れ・欠けのある製品ばかりを集めたものは米菓業界で「久助」(きゅうすけ)と呼ばれています。
久助葛(きゅうすけくず)の「くず」に引っ掛けた言葉だという説があります。
下の写真は裏表示。
食感はさくさくして香ばしいです。
お米の味がしっかりしますね。
最初に購入したのは新潟の観光名所だったと思います。

移住して初めて行った北方文化博物館。
春は藤の花の名所です。
物珍しさで買って、その日のうちに家族と食べきってしまいました。
その後、探したところスーパーマーケットで見つけました。
手のひらサイズのおせんべいが10枚入って¥328。
価格もお手頃です。
味は岩塚製菓のお子様せんべいやもち吉のかるかきに似ています。
波せんべいは一枚がとても大きいです。
下の写真は左側が私の手。
大人の手と同じくらいの大きさがあるんですよ。
比較すると岩塚製菓のお子様せんべいより、焼き目がついている分 香ばしくてあたたかいお味。
もち吉のかるかきより甘さひかえめです。
どこかやさしく懐かしい味覚。
大きな平袋入り。
チャックはついていません。
湿気はおせんべいの大敵なので、しっかり閉められるクリップが必要。

おせんべいやおかきの保存には
ウェーロック社のクリップイットがおすすめ。
大きくてかさばるためなかなか購入できませんが、本当においしいです。
食べ始めると止まらないですね。(笑)
こういう、よいものを作り続けているメーカーさんを応援したいですね。
皆様も、見かけたらよろしくお願いいたします。
新潟市中央区で最も入手しやすい場所はピアレマート新和店
浪花屋の柿の種、新野屋の網代焼 スタンダード、豆天など新潟銘菓を気軽に購入できるスーパーマーケットです。
ピアBandaiの中にあるナチュレ片山にも置いてあります。
ナチュレ片山は新潟の名産品がたくさん販売されています。
市民はもちろん、観光客にもおすすめのお店ですね。
ちなみに通信販売は楽天市場でのみ取り扱いがあるようです。
…いくらなんでも12袋は多いですよね。
もっと、いろいろなものを詰め合わせてくださると買いやすいのですが。
本当においしいので、全国の方に味わっていただきたいなあ…。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
参考にしていただけるとうれしいです。
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新潟で愛されている昔ながらの銘菓について書いています。