【NG】座右の銘を訊かれたら かっこいいものは避けるべき3つの理由を解説!

その他・雑記

「入学・入社試験の面接で『座右の銘』を訊かれた」

「就職面接で質問されたときのために準備しておきたい」

「何か気の利いた返答をして相手に好印象を持ってもらいたい」

こうした理由で検索したことはありませんか?

なるべくほかの人が使わない、珍しいものやかっこいいものはないか

様々なサイトを訪問…

ですが、ちょっと待ってください。

難しい座右の銘を答えるのは、危険かもしれません。

 私事で恐縮ですが、私の実家は自営業でした。

そのため、従業員の面接試験に何度も同席した経験があります。

私の家人も長年 面接官をしていました。

大学の教員だったため、推薦入試や就職面接を行っていたんですね。

そうした験から言えることですが、凝った返答はあまりおすすめできません。

家人と座右の銘について話したときにも、

シンプルな回答が一番だ、という結論になりました。

その理由についてお伝えしたいと思います。

また面接において大切なのは言葉よりも第一印象、ということを解説しようと思います。

この記事を読むとこんなことがわかります。

  • 座右の銘 かっこいいことを言う必要がない理由
  • 実はNGな座右の銘 具体的な例を教えます
  • 当たり障り(さわり)がなく、好印象な座右の銘
  • 座右の銘より大切なのは〇〇!必読書を教えます!
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座右の銘を訊かれてかっこいいことを言う必要がないこれだけの理由

そもそも、「座右の銘」とはなんでしょうか?

辞書をひくとこのように出ています。

「常に自分の心にとめておいて、戒めや励ましとする格言。座左の銘。」(大辞林)

英語だと「motto」。

モットー。

現代人は日常的にこちらを使う機会が多いです。

日本ではことわざや四字熟語、偉人の言葉を選ぶ人が多いですね。

キリスト教圏では聖書、イギリスではシェイクスピアの戯曲から、とお国柄があります。

アメリカではルーズベルト、リンカーンの言葉を引用する人が多い印象。

新しいことを始めるとき、難しい局面に立ち自分をふるいたたせたいときに思い出すものです。

さて、この「座右の銘」、

なぜ面接で訊かれるのかわかりますか?

実は面接のとき、訊いてはいけないことのリストがあります。

厚生省の指導で、プライバシー保護・人権保護の観点から以下の質問は禁止されています。

●本人に責任のない事項の把握(本籍地・出生地・家族に関すること)

●本来自由であるべき事項(宗教・支持政党・人生観・生活信条など)

そうです、実は尊敬する人物・愛読書も訊いてはいけません。

つまり、面接する立場としては相手の人となりを知る「手がかり」がないんですね。

「座右の銘」をたずねるのは「これくらはいいかな?」という落としどころなんです。

きびしくいえば座右の銘も人生観や生活信条をあらわすのでNGになりそうですが…

そうなると質問することがなくなる、というのが実情。

そして、この問いで分かるのは、ずばりその人の弱点・欠点です。

小説家 百田尚樹が面白いことを書いていました。

出会った人が「私は〇〇はしない主義です」と言ったとする。

すると自分は「ああ、この人は本当は〇〇したい人なんだなあ」と思う、と。

(〇〇の部分は、ズル・遅刻・浮気など好きな言葉を入れてください)

心にとめておいて、いつも思い出して戒めとする言葉なのですから、

無意識でいるとやってしまいがちなことを暴露しているようなものなんですね。

これが座右の銘を訊かれてかっこいいことを言う必要がない理由の一つ。

相手は、あなたの欠点について知りたいと言っているんです。(笑)

実はNG!? 座右の銘にふさわしくないものの具体例

 ざっとネットで検索してみて「座右の銘」として挙がっているものの中に、

これはどうかな?と首をひねりたくなるものがありました。

雨降って地固まる(あめふってじかたまる)

「雨が降ったあとに緩んでいた地面が固まるように、困難やもめごとのあったあとでその試練のおかげでものごとがより良い状態になること。」(成美堂出版 ポケット版ことわざ辞典より)

「ごたごたや変事のあとでは前よりも事態がよく治まることのたとえ」(スーパー大辞林3.0)

これは自然とそうなる、時間の経過がものごとを解決してくれるという場合に使う言葉

意識して目指すという言葉ではありません。

臥薪嘗胆(がしんしょうたん) 

中国の故事成語。目的を達するために苦労を重ねること。たきぎの上に寝て、苦い肝をなめて恥辱を思い出したという故事による。十八史略にある。特に復讐のために艱難(かんなん)を忍ぶこと。

(太字部分は三省堂 『中国故事成語辞典』より)

かなり不穏当なことばですね。

明日ありと思う心の仇桜(あすありとおもうこころのあだざくら)

これは「明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」という短歌の上の句

親鸞上人が出家するときに詠んだといわれています。

散りやすい桜の花に、人の心の移ろいやすさを仮託して詠んだ歌。

意味

明日もこの桜は美しく咲いているだろうから明日見よう、と思う心の頼りにならないことよ。

はかない桜を散らす嵐が、夜中に吹かないものでもあるまいに。

人生の無常・世の変化を詠んだ歌として有名である。『名歌名句事典』

上の句だけ挙げたとすると下の句も訊かれますから注意が必要です。

浄土真宗の学校に行っていたり、お家の宗教がだったりすると

知っている歌。

毎年、宗祖降誕会(しゅうそごうたんえ)になると聞くので。

面接官のおうちが浄土真宗だったら突っ込まれます。

「諸行無常」「明日死ぬと思って生きろ」など同じ意味の言葉はたくさんあります。

わざわざ突っ込まれて困る言葉を選ぶ必要はなし!

弘法筆を選ばず(こうぼうふでをえらばず)

本当の名人は道具のよしあしにかかわらず立派な仕事をすることのたとえ。

これは本当の名人や達人に対して、第三者が使う言葉です。

座右の銘に使うとかなり不遜。

(ちなみに蛇足ですが書道家に言わせると能筆家で知られた弘法大師空海はかなり筆にうるさかったとのこと。)

こういう言葉はよく知らずに使うと大惨事です。

気をつけたいですね。

シンプルで好印象! 当たり障りのない座右の銘は?

では、反対にどんな座右の銘を答えたら印象がいいでしょうか?

それはずばり、簡単で聞きなれた言葉です。

努力する姿勢、不屈の精神、誠実な態度を表すものだとなおいいです。

「七転び八起き」(ななころびやおき)何度失敗してもくじけずにがんばること。

学校や企業が求めるのは立ち直る力(レジリエンス)のある人。

「石の上にも三年」(いしのうえにもさんねん)つらいことも我慢して続ければ、やがては報われる日が来るということ。

「急がば回れ」(いそがばまわれ)時間や手間がかかっても安全で確実な方法を取った方がいい。

「習うより慣れろ」(ならうよりなれろ)何度も繰り返してからだで覚えた方が見につく。

四字熟語なら

「油断大敵」(ゆだんたいてき)油断は失敗の原因になるため、恐ろしい敵にひとしい。

「不言実行」(ふげんじっこう)あれこれ言わずに、なすべきことを実行すること。

「切磋琢磨」(せっさたくま)学問・技芸などに励むこと。また、それによって人格を磨くこと。

「初志貫徹」(しょしかんてつ)初めに思い立った志を変えないで、最後までやり抜くこと。

どの言葉も地に足がついている感じ。

なぜ、これらがいいかといいますと

誰もが知っている言葉であることと

人間であれば誰もがなかなか実行できない言葉であることですね。

多分、多くの面接官であっても多くは実行できていないでしょう。(笑)

背伸びをしない、等身大のことばが一番です。

凝ったもの、難しいものを使うと深い意味を突っ込まれたり、

「この人は自己顕示欲が強いんだな、、、」と想像とは逆の印象を与えることがあります。

細心の注意を払いたいところですね。

意味を訊かれて答えられないものはNG!本当に自分が好きなものを答えよう!

 むずかしい座右の銘を口にして、意味・由来・選んだ理由を訊かれて答えられないのは逆効果。

本当に自分が好きな言葉を選ぶのが一番です。

それが、漫画であっても心に響くものであれば選んでいいと思います。

面接の場で、笑いをとれるくらいの方がいいという声も。職場・集団で求められるのは人間力です。

有名なところで

「諦めたらそこで試合終了ですよ」(『SLAM DUNK』安西先生の名台詞)

「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」(『鬼滅の刃』冨岡義勇の名台詞)

でもいい。

自分が好きな言葉とその理由をはっきりと答えられる方が好印象を与えます。

 

ちなみに、本当に自分の人生に役立つ座右の銘を探したい方にはこちらの本がおすすめ。

カーネギーの『道は開ける』。

自己啓発本の元祖、などと言われることがありますが名言が詰まった本です。

人の悩みは古今東西 変化していないのだなと思います。

実例がいくつも挙がっているのでリアル。

深く悩んでいる時にもご一読いただきたい良書です。

この本の中で私が好きな言葉は「レモンを手に入れたらレモネードを作れ」

「マイナスをプラスに変える」という意味。

実行が難しくてもいい言葉です。

実は言葉よりも大事!?第一印象をよくするには?

これまで、座右の銘についてみてきました。

さて、「メラビアンの法則」はご存じですか?

さまざまな自己啓発本の元ネタになっていますね。

人と人がコミュニケーションをはかるときに、相手の視覚情報・聴覚情報、言語情報がどれくらい影響を及ぼすか。

その割合を述べたものです。

視覚情報 55%

聴覚情報 38%

言語情報 7%

となります。

つまり、一所懸命に言葉を考えても、

たった  7%の効果しかないんですね。

では、視覚情報・聴覚情報で相手に好印象を与えるには?

こちらの本がおすすめ。

タイトルや著者名からまじめな人は敬遠しそうですが、

良書です。

心理学者や研究者が書いたものは、高邁さ(こうまいさ)を維持するために

ここまで具体的かつわかりやすく書いてはくれません。

「話し方」についての本ですが、人に与える影響力について書かれた部分が秀逸。

入試や就職面接だけでなく、長期的な人付き合いにも役立つテクニックがたくさんつまっています。

営業・接客業についているひと、つきたい人には特に読んでいただきたいですね。

時間がない人にはAmazonの「聴く読書」サービス Audibleがおすすめ♪

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ま と め

まとめます。

座右の銘を訊かれてかっこいいものは避けるべき3つの理由。

  • 相手はあなたの欠点を知りたいと思って訊いている
  • 意味・由来を答えられなかった場合、逆に悪印象
  • 等身大・身の丈にあった「本当に好きな言葉」を選んだ方が印象が良い
  • 実は言葉よりも第一印象を磨く方が効率がいい

 お付き合いいただき、ありがとうございました。

よろしければ参考にしてください。

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